川原地区は、毛利元就が幼い頃過ごした猿掛城がある地域です。
たいへんのどかな山里で、現在29世帯の家族が元気に暮らしています。多くの世帯が家のそばに竹林を持ち、春には竹の子を採り、生長した竹は、焚き物や農業用の資材(水樋、稲を掛けるハデ等)として活用していました。
川原地区では地域ぐるみでかつて生活の場で活用されていた竹を、消臭や防虫用等の竹炭や竹酢液として生産し、これにより里山の景観に欠かせない美しい竹林が保てるような取り組みを行っています。
竹炭等ものづくりの拠点になっているのが「宮里の家」です。
ここには、竹の資材置場、材や商品の加工、2基の窯などの機能や設備を備えています。
竹の伐採から、炭焼き、商品の袋つめ作業に至るまで地域の人々によって行っています。
また、県内や安芸高田市内の子どもたちを対象にした「竹炭づくり体験教室」なども希望に応じて開いています。 |
美しく艶やかに。 竹炭石鹸「美艶―みつやー」は清らかな大地が育んだ毛利の竹炭と蒸留精製した竹酢液を配合した天然素材入り石鹸です。 |
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お風呂に入るときに。 毛利の里「竹酢のめぐみ」は、この地の豊かな 空・水・大地が育んだ自生の孟宗竹からつくられた 優しさの賜物です。 |
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